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東武線新大平下駅から北西にいくとぶどう園があります。そこで、土器をひろいました。表と思われる面は斜めにまっすぐな沈線がはいり、その下の部分を構成するところには真横に沈線が走っています。厚さは15mm。表裏は粗雑。表面の色は赤茶色です。

I.eさん

御連絡有難う御座います。
 さて、表面採集された遺物についてですが、これは、縄文土器と考えられます。
 現在、大平町で登録されている遺跡は古墳や古墳時代のものが多いのですが、大平町の下皆川・富田・仲根・神の倉・池上・向堀・町谷・峰・内堀・小荷田・片岡・立花・白岩・友田の一帯から、縄文時代の遺物が発見されています。採集された場所の詳細は分かりませんが、ぶどう園がある付近の地名は、下皆川・富田・仲根・峰・町谷ですので、採集遺物も縄文土器と考えられるのです。
 しかし、いただいた情報だけでは、縄文時代の何時のものかなどの詳しい話が出来ません。やはり、実物を見ないと分からないのです。大体の見当をつける程度でも、最低、写真がないと無理なのです。
 どうぞ、また、情報をお寄せ下さい。

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